自社開発製品「CLSD」の紹介です。

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CLSDとはClusterDaemonの略で、複数のマシンをクラスター構成として運用する仕組みを提供するプログラムです。
 
CLSDを利用することで、
運用中のサーバマシンが障害でダウンした時などにシステムをいち早く復旧するべくサーバマシンをクラスター構成化し
ホットスタンバイ形式で自動的に待機中のマシンに切り替えるこどが可能になります。
 
CLSDを動作させたマシンはオンラインで各CLSDと自動でネゴシエーションを行いその存在を認識します。
ですので、システムを稼動させた状態で任意のマシンを自動でクラスター構成に登録したり、削除することが出来るため
マシンのメンテナンス時の入れ替えや、運用するシステムの稼動マシンの切り替えを動的に行うことができます。
 
また、CLSD自体は稼動OSが異なっていても同様の機能を提供するため
例えばSolarisのマシンとLinuxのマシンをクラスター化することも可能です。
 
CLSDはクラスター構成内の任意のマシンを自動でマスター(稼動状態)、スレーブ(待機状態)として決定し
マスターマシンが障害等で認識不可能になった場合、任意のスレーブマシンの中から予め設定した数のマシンを
マスターに自動で切り替え、運用システムを該当マスターマシンで起動することができます。 
 
CLSDは予め設定した数のマシンをマスターとし稼動状態にすることができるため
ホットスタンバイ形式の他、Webサーバのようにアクセス負荷が多くなった場合に稼動状態にするマシンを
動的に増減することも可能です。
 
CLSDはクラスター構成内に最大1024台のマシンをオンラインで自動登録することができます。
複雑な機能を極力排除し、必要最低限の機能に絞込みインプリメントしましたので
結果的にシンプルで理解しやすく簡単に既存システムをクラスター化することができるようになります。
 
稼動OS:
  Solaris8
  Solaris9
  Solaris10
  RedHatLinux7.3
  RedHatLinux9
  RedHatEnterprisev.3
  FedoraCore4
  その他、UNIX系システムであれば移植可能(要情報開示など)
 
稼動実績:
  自社製品「TOBRNCS」のサーバをクラスタ化しホットスタンバイにて稼動実験中